「さつまいも」の食べ頃は9月から11月にかけての秋。とはいえ食品売場では春でも夏でも陳列されており、季節に関わらずに通年食べられるのが特徴である。
「さつまいも」は食物繊維とビタミンCとを豊富に含み、主食ともなる。周知のとおり「さつまいも」を加熱することによって「やきいも」が出来上がる。
さまざまな種類(品種)がある「さつまいも」は、その種類によって、加熱したときの「やきいも」の味や口あたり、歯ごたえなどの食感がことなる。
どのような種類の「さつまいも」を加熱すれば、私好みの食感の「やきいも」が出来上がるのか、本記事で紹介したい。
さつまいもの種類は数多にある!
さつまいもの種類(品種)は数多にあり、下記のさつまいもは一般の食品売場でよく見かけられるものである。
- 安納芋
- 紅はるか
- 紅天使(べにてんし)
- シルクスイート
- 高系14号(たかけい)
- 紅さつま
- 紅あずま
- 紅まさり
- 鳴門金時
- パープルスイート
先に記したとおり、これらの「さつまいも」はいずれも特徴をもち、加熱することによって味や口あたり、歯ごたえなどの食感が、つまり俗によばれる「ねっとり系」「しっとり系」「ホクホク系」などの「やきいも」が出来上がる。
やきいもの系統は「ねっとり系」「しっとり系」「ホクホク系」の3つ!
- ねっとり系
- しっとり系
- ホクホク系
口あたり「ねっとり系のさつまいも」は蜜をたくさん含んでおり、そのぶん糖質も多い。「ホクホク系のさつまいも」は蜜をあまり含まず、ねっとり系とは対蹠的な関係である。いわんや口あたり「しっとり系のさつまいも」は「ねっとり系とホクホク系の中間に位置する。この3つの「さつまいも」の系列に甘さが加わることで、6つのタイプの「やきいも」が出来上がるのである。
「やきいも」は甘さの加減によって6つのタイプに分けられる
「やきいも」は、ファッションと同様に、流行が存在し、その年々によって安納芋が人気であったり、シルクスイートが人気であったり、鳴門金時が人気であったりする。
ところで筆者のおすすめする「やきいも」は、程よい甘さのホクホク系に属する「鳴門金時」である。御賞味あれ!
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