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準チョコレートが体に悪すぎる3つの理由

この記事は約7分で読めます。

 

今やコンビニやスーパーでも買って食べられる「チョコレート」ですが、その商品表示を見てみると「“準”チョコレート」と書かれていることってありますよね。

 

準ってなによ、準って。

 

と思ったのは私だけではないと思います。

 

この「準チョコレート」を調べてみると、「準チョコレート」がとんでもなく体に悪いことが判明しました!

 

肌荒れが悪化したり、集中力が低したり、肥満体質になったり等々。

 

とにかく「準チョコレート」は体に悪いことだらけだったのです。

 

さて、この記事では「そもそも準チョコレートとは何か?」「準チョコレートが体に悪すぎる3つの理由」を徹底的に解説します。

 

この記事を通して私がみなさんにお伝えしたいことは

「健康のために『準チョコレート』ではなく『高カカオチョコレート』を食べましょう!!」ということです。

 

そもそも準チョコレートとは?

 

手短にいうと、準チョコレートとは、「カカオ分が15%以上」使われているチョコレートのこと!

 

カカオ分が15%以上使われていれば「準チョコレート」になるわけです。

 

もしくは、「カカオ分7%以上」かつ「脂肪分18%以上」かつ「乳固形分12.5%以上」のチョコレートのことですね!(準ミルクチョコレート)

 

準チョコレートにはカカオ分がまったく使われていない!

 

まずは以下の表をみてください。

 

チョコレートは大きく分けて次の5つに分けられます。

区分
成分
チョコレート準チョコレート
基本カカオ分の代わりに
乳製品を使用したタイプ
ミルクチョコレート基本準ミルクチョコレート
カカオ分(※1)35%以上21%以上21%以上15%以上7%以上
(うちココアバター)(18%以上)(18%以上)(18%以上)(3%以上)(3%以上)
脂肪分(※2)18%以上18%以上
乳固形分(※3)任意カカオ分とあわせて35%以上14%以上任意12.5%以上
(うち乳脂肪)任意(3%以上)(3%以上)任意(2%以上)
水分3%以下3%以下3%以下3%以下3%以下

 

(※1)「カカオ分」とは、「カカオニブ」「カカオマス」「ココアバター」、「ココアケーキ」および「ココアパウダー」の水分を除いた合計量のこと。(つまりカカオ豆からとれた成分のこと!)

 

(※2)脂肪分には、ココアバターと乳脂肪(牛乳の脂肪成分)を含む。

 

(※3)「乳固形分」とは、乳製品中の水分以外の部分のこと。

 

参考:日本チョコレート工業協同組合

参考:チョコレート類の表示に関する公正競争規約

 

 

この表の「準チョコレート(基本)」の欄を縦にみます。

 

すると「準チョコレート」とは、カカオ分が15%以上で脂肪分が18%以上、そして水分は3%以下のものを指し示しているのがわかります。

 

残りの「%」をなにが占めているのかといえば「砂糖」「植物油脂」「食品添加物」です。

 

準チョコレートの原材料は「砂糖」か「植物油脂」が大半!

 

原材料名の最初にきている項目が、その製品中に含まれる最も量の多いものです。

 

だいたい「準チョコレート」の原材料名をみてみると「砂糖」か「植物油脂」が最初の項目にきています。

 

つまり「準チョコレート」というのは、カカオ分がまったく入っていない、もはやチョコレートでもなんでもなく、ただの“砂糖の塊”みたいなものなのです。

 

準チョコレートが体に悪い3つの理由

 

それで、準チョコレートの何が悪いのかといえば、チョコレートに占める「砂糖」と「植物油脂」の割合の大きさです。

 

この「砂糖」と「植物油脂」が私たちの健康を害するのです。

 

【1】準チョコレートに含まれる砂糖は多すぎ!砂糖を取りすぎると「病」へ一直線

 

準チョコレートに含まれる砂糖は、全体の半分ほど(もしくは半分以上)。

 

砂糖を取りすぎることで、数多くの病にかかることが数多くの論文により示されています。(糖尿病肥満、むし歯、高血圧、認知症、肌トラブル鼻炎など)

 

WHO(世界保健機関)も砂糖の摂取量を総エネルギー摂取量(およそ2000kcal)の10%未満(50g)、健康のために5%未満(25g)にしてほしいと勧告しているほどです。

 

 

遊離糖類の摂取量をエネルギー総摂取量の10%未満におさえるなら、過体重・肥満・う歯(虫歯)のリスクを減らせる明確な証拠がある。

遊離糖類とは単糖類(ブドウ糖・果糖等)および二糖類(しょ糖・食卓砂糖等)のことで、人が食品・飲料に添加する糖類のほか、蜂蜜・シロップ・果汁・濃縮果汁中に天然に存在しているものをいう。

世界保健機関(WHO)ガイドライン「成人及び児童の糖類摂取量」

 

準チョコレートに含まれる砂糖の量は多すぎるため、できれば「準」と記載のない「チョコレート」を食べることが大切なのです。

 


関連記事:【注意】危険すぎる砂糖の害|砂糖による10の大罪を告白します


 

【2】準チョコレートに含まれる「植物油脂」はトランス脂肪酸まみれで体に悪影響を与える

 

パーム油や菜種油、オリーブオイルなど「植物油脂」の種類はたくさんあります。

 

この植物油脂は安価な値段で入手することができ、「チョコレート」や「クッキー」「ビスケット」など、さまざまなお菓子に含まれています。

 

問題は、お菓子に含まれる「植物油脂」が「トランス脂肪酸」という健康に悪影響を与える物質に変化しているということです。

 

 

【トランス脂肪酸とは?】

 

トランス脂肪酸は、脂質の構成成分である脂肪酸の一種です。

 

植物油などからマーガリンやショートニングなどを製造する際や植物油を高温にして脱臭する工程で生じます。

 

厚生労働省 トランス脂肪酸に関するQ&A

 

この「トランス脂肪酸」は善玉コレステロールを減らして、中性脂肪値を上昇させ、がんや認知症、アルツハイマー、うつ病などに関係することがわかっています。

 

WHO(世界保健機関)は「トランス脂肪酸」の摂取量を総エネルギー摂取量の1%(2g)未満にすることを推奨しています。

 

このトランス脂肪酸は「揚げ物のコロモ」にも多量に含まれているため、揚げ物を食べるときも注意が必要です。

 

【3】準チョコレートは中毒になる

 

「準チョコレート」は体に数々の悪影響を与えることはわかりましたが、それでも準チョコレートをやめることは難しいです。

 

というのは、その甘さゆえに、「準チョコレート」を口にしたら「中毒症状」に陥る可能性が高いからです。

 

とにかく「準チョコレート」に含まれる砂糖(糖分)は多すぎるため、その甘さを感じると脳がドーパミン(快感に関わるホルモン)を分泌して、もっともっとと甘いチョコレートを食べたくなります。

 

これは麻薬中毒者の脳が感じているのと同じ原理です。

 

なかなか中毒状態から抜け出せなく、体に悪いものを取り入れ続けるサイクルが発生するのです。

 

「準チョコレート」以外にも「甘いもの」には要注意ですね。

 

おわりに

 

かつて「チョコレート」は貴族の食べ物として親しまれていた希少なスーパーフードです。

 

そんな食べ物が「100円」や「50円」で売られているはずがありません。

 

売られているとしたら、それはチョコレートの効果がない、劣悪なチョコレート(準チョコレート)でしょう。

 

準チョコレートとは、やはり準チョコレートであって、チョコレートの次のクラス、もはやチョコレートとはいえない食べ物です。

 

「準チョコレート」が私たちの健康を害することはわかっているため、もしチョコレートを食べるならば「(普通の)チョコレート」へ、もしくは健康増進の効果のある「高カカオチョコレート」へグレードアップしましょう!

 

ちなみにわたしのおすすめの高カカオチョコレートはこちらです!

 

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