文学の旅に行きませんか

新しいことへ挑戦を

詳しく知る

本を読んでも内容が頭に入らないなら音読を!

この記事は約3分で読めます。

 

そもそも本を読んでもその内容が頭に入らない原因は、第一に、その本自体がつまらないからである。そして第二に、その本を読む人の脳が眠っている状態だからである。その本自体がつまらないなら読まなければよいのだが、いろいろな事情により、読む必要に駆られている人もある。かくいう筆者はそのひとりである。ある本を退屈しながら読んでいる。その本の内容を頭に入れたい、理解したい。けれども、内容が頭に入ってこない……と、そのとき突然、本の内容を頭に入れるための方法が頭に入ってきたのである。その方法というのは音読である!

本の内容が頭に入らないときでも、音読しながら本を読めば、本の内容が頭に入ってくるのである。そのメカニズムを本文にて説明したい。

 

つまらない本は、読んで不快である。

 

人間をふくむ動物は、不快な物事から逃げ、快の物事へと奔走する本能がある。

ある本を読んで「つまらない」と感じている脳は、その本を不快なものとしてとらえている。本を読むことが不快であれば、脳は、なにかほかの快感を得られる物事を見つけ出そうとする。この〈不快〉から逃走して〈快〉を見つけ出すための活動が〈気が散る〉というメカニズムである。〈気が散る〉ことに加え、脳は不快なもの(本)から逃げるために、つまらない本の内容は頭に入らず、逃げることになるのである。

 

声を出す音読は、快感である。

 

一般になにかを出すことは(体内から体外へと排出することは)快である。小便や大便、精液、声など。声を出すこと(音読)が快であるのは、声を出すことが安定して生が営まれていることを私たちが実感するからである。

これはジェットコースターを体験している人が快を感じるのと同様の法則である。ジェットコースターは私たちを生を危機に瀕する状態に連れてゆく(死の擬似的体験)。そこで私たちは生の存在をありありと実感するのであり、生の存在を実感し、快を感じるのである。

話すこと(語ること)が快であるのは、この〈声を出すこと〉という生を実感する営みが含まれているからなのだ。つまり、たとえそれ自体つまらない本(不快な対象)でも、音読することで、脳は欺かれて、本を読むことを快ととらえるのである。

 

音読は快感であり記憶に残りやすい【生産効果】

音読することが記憶を定着させる

 

記憶における生産効果(Production Effect)とは、音読することが記憶に残りやすいことを説明するための用語かもしれない。先の説明からも生産効果は検証され得る。つまり音読は、声に出して本を読むことは、声を出すことが快であるために、本を読むことが快であると錯覚されてーー快の体験は記憶に残りやすいためーー本の内容の定着を手助けするのことになるのである。

 

生産効果について:The production effect in memory: multiple species of distinctiveness

 


関連するもの:

 

ライフカクメイ
「本を読むのが苦手」という方におすすめ!
Amazon Audible(本は、聴こう!)

本を読むのが苦手......という人にこそおすすめ!
今話題の作品から古典作品までをプロの朗読で楽しめる!
12万を超える作品が聴き放題!
無料キャンペーン開催中!
音楽のように、いつでも、どこでも本を再生できる!

新しいことに挑戦する勇気をもって、いまオーディオブックで本を聴きはじめてみませんか

ライフカクメイをフォローする
ライフカクメイ

コメント

タイトルとURLをコピーしました