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掃除のメリットを解説|掃除のモチベーションのために

あらゆる動物は〈生という快〉を求めて〈死という不快〉を避ける本能がある。

動物のなかでも人間は「理性」という特殊能力をそなえているため、ある行為自体が〈快〉ではなくても、「理性」を働かせれば、ある行為を〈快〉と見なし、間接的に〈快〉を得ることができる。これが「メリット」と呼ばれ、目に見える形であれ目に見えない形であれ、人間は「メリット」が見当たらなければ、行為しない。

「掃除」という行為を一方では「億劫」と捉える人もあれば、一方では「愉快」と捉える人もある。

前者であれば「掃除はデメリットである」と(総合的に)捉えた人であり、後者であれば「掃除はメリット」であると(総合的に)捉えた人である。

掃除する気分が湧き起こらない人は、掃除からメリット(快)を見出す必要がある。また掃除しない恐怖(不快)を思いみる必要がある。本記事を通読したあかつきには、掃除に対する〈億劫な〉心的態度は一変し、たちまちクローゼットの奥の奥にあるホコリのかぶった掃除機をひっぱり出すことになるだろう。掃除のモチベーションのために(動機付けのために)、掃除することの〈メリット〉と〈デメリット〉とを全身で感じとられたい。

掃除のメリットについて

掃除のメリットを解説|掃除のモチベーションのために

掃除それ自体はたしかに億劫である。重い掃除機を引き連れて、あちらこちらの部屋を右往左往しなければならない。窓やテーブルの拭き掃除をすれば手が汚れる。物を運べばくたびれる。それはみな、百も二百も承知している。だが上の写真をみてほしい!汚れのみえない純粋無垢なきれいな空間である。

きれいな空間は、一体全体どのような〈メリット・快〉をもたらすだろうか?

また翻って、汚れた空間は、どのような〈デメリット・不快〉をもたらすだろうか?

第一にきれいな空間が私たちにもたらす〈メリット・快〉は以下のようである。

  1. 睡眠の質の向上
  2. 美肌効果
  3. 節約効果
  4. 時間短縮の効果
  5. 好運を引き寄せる

以上の五つの掃除の〈メリット・快〉にはたしかな証拠がある。それらを順々に記したい。

1. 睡眠の質の向上

睡眠の質の高低は、どれだけ眠っている身体を妨害されないかで決まる。

たとえば外から騒音が響けば、眠っている身体の「聴覚」が刺激されて、睡眠を妨害される。

また消灯を忘れて眠れば、たとえまぶたが目を被うても、光はまぶたを透かして、眠っている身体の「視覚」を刺激して、やはり睡眠を妨害する。

室内の清潔度(空気)は、いわば「嗅覚」に相当するのであり、室内が清潔であればあるほど睡眠は妨げられず睡眠の質は向上するのである。

睡眠は、身体を回復させる営みであり、〈意識的にも無意識的にも〉日中に蓄えられた情報を整理する。質の低い睡眠をとることは、情報の整理がなされない、散乱した状態を意味しており、身体を疲弊状態に陥らせる。

そのため、記憶をひっぱり出してくるにも長い時間を要するようになる。

質の低い睡眠が続くことによって「集中力」、「記憶力」、「思考力」、「意志力」などの力が低下した身体はたちまち白痴化し、恋も遊びも勉強もビジネスもはかどらない始末となるだろう。

2. 美肌効果

快適な空間は、肌は美しくする。というのは清浄化された快適な空間は、日中に優位な状態にある「交感神経」を抑制して、身体をリラックスさせる「副交感神経」との調和をつくるからだ。言い換えれば、空気のよい手足がのびのびと広げられる快適な空間では、心理的ストレスは最小限度に抑えられる。

一般に言って「交感神経」と「副交感神経」とが相互にうまく調和することにより、私たちの健康は維持される。

この両者の調和が崩れれば、つまり身体の緊張状態をあらわす「交感神経」がつねに優位に働けば、男性ホルモンは活性化して、皮脂分泌は促進されて、肌荒れの原因となる。

したがって部屋をリラックスできるーー〈交感神経〉を抑制して〈副交感神経〉との調和をつくることのできるーー状態を維持すること、すなわち掃除は美肌のための恩恵を施すのである。

3. 節約効果

どうして掃除が節約効果に転ずるのかというに、端的に言えば、室内が整理整頓せられれば物の所在が明瞭となり、あの長たらしい “買い物リスト” から物の項目に斜線が引かれることが予想されるからである。

また、掃除することは取捨選択する力(決断力)を自然につちかう。どれが必要であり不要であるかの決断をたえず迫られるからだ。だから生活における必要なもの不要なものを分析し、決断し、本当にほしいものだけを “買い物リスト” に追加するようになるのである。

4. 時間短縮の効果

掃除すること、整理整頓することによって物の所在が明瞭となれば、必要なときに探し物をする時間は省かれる。この “探し物をする時間” というのは曲者である。人の一日を精査に観察すると、おそらく、いや間違いなく10分〜30分は、この曲者に盗まれている。

たとえ部屋に物が散らかっていても、物を探し出すための徒労が、脳を(身体を)疲らせて、その後のさまざまな行為の効率を妨げるだろう。わざと物を散らかして、物を探し出そうと「発見力」を鍛えようとしてはならない。そんなことは無益であり徒労である。

5. 好運を引き寄せる

掃除が好運を引き寄せる原因は、以下のようである。

人間は〈生という快〉を求めて〈死という不快〉を避ける本能がある。〈生という快〉の感情を感じることは安心であり、翻って〈死という不快〉の感情を感じることは不安である。

掃除は、「交感神経」と「副交感神経」とのうまい調和をつくり睡眠の質を向上させ、美しい肌を生み、掃除した当人に安心をもたらす。これが「ゆとり」や「余裕」と呼ばれ、「ゆとり」を有する人に私たちは安心を覚える。

人は、安心できる人から(たとえば幼児や老人から)は敵意を感ぜずに、むしろ安心を求めて引き寄せられる傾向がある。

要するに、安心を抱ける人のまわりに人は集まり、社会的動物である人間は集団でいることに〈生という快〉を得るため、これが好運となる、という具合である。

掃除のデメリットについて

掃除のモチベーションのために

先の写真とは対蹠的な汚れた空間である。汚れた空間は、先に記した掃除の〈メリット〉をすべて〈デメリット〉に変える。

つまり、およそ快適とは呼べない汚れた空間は、睡眠を妨げて、肌を荒らし、財布のひもをほどき借金をこしらえさせ、貧乏におとしめ、余暇を失わせ、人を離し、やがて好運を消滅させるのである。

統計の結果をとれば、貧乏人の部屋は汚いという傾向が示されるに違いない。これに対して富裕人の部屋はきれいという傾向が示されるだろう。富があるから掃除を頼めるとか、そういう問題ではなく、富のある人は美感が損なわれるのを何よりも厭うのであり、美観を損なう「汚れ」を許せないのである。

終わりに

私たちは〈生という快〉を求めて〈死という不快〉を避ける本能に従って今日も奔走する。

掃除それ自体はたしかに億劫であり〈不快・デメリット〉である。しかし人間は、「理性」という特殊能力をそなえており、たとえ掃除それ自体が〈不快・デメリット〉であろうとも、理性による深謀遠慮を働かせて、掃除を〈快・メリット〉に変化させられる。

人間が人間であることは、「理性」という特殊能力をそなえており、尚かつ「動物的感性」をそなえているからであり、両者の調和が創りだす「美しいと感じる心」を有しているからなのである。

掃除は、その心を充たし、たしかに豊かに人を訓育するのだと私には思われる。

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