こんにちは!
WEBライターの松岡です!
突然ですが、みなさん
「技術の進歩はすさまじい」と思ったことはありませんか?
私は、スマートフォンが世の中こんなに席巻してるなんて10年前には思っても見なかったです!!
車の運転も自動運転になると騒がれていますし……。
もうすぐ車の運転席には誰も座っていない時代がきそうです!
「運転席って何?」と忘れ去られる時代もきてしまいそうで
おっかないったらありゃしません。
そんなおっかなさとは裏腹、ワクワクすることも、もちろん忘れてはいけません!
そこで今回は、個人的にワクワクがとまらなかった未来の技術10選をご紹介しようと思います!
エントリーNo.1エコライド(Eco Ride)
ジェットコースターが街中にやってくる!?
エコライドは位置エネルギー(重力走行)を利用した環境に優しい乗り物で、街中に設置されることが計画されています!
エコライドの建設コストは、ほかの公共交通機関に比べて安く、エネルギー消費量は自動車の1/10!
エコライドの車両は小さく、電車では走行できない場所にいける可能性もあります。
エコライドを見て、
「ジェットコースターが私たちの街にやってきたら、毎日がパラダイス!」
とお考えの人は、頭が相当パラダイスな人であるといえます。
問題点はジェットコースター(エコライド)を作るようなスペースがあるのか?
ということと、エコライドの安全性や騒音被害です。
また、エコライドはスピードが設定されており、最高速度は40kmです。
ジェットコースターの醍醐味である「スリル感」を味わえないことは念頭に置いておくべきでしょう。
エコライドは開発に30年以上かけていることも付け加えておきます。
エコライドを開発している泉陽興業という会社に詳しい写真が載っています!
エントリーNo.2 ゲノム編集技術
遺伝について忘れている人もいらっしゃると思いますので、ご紹介いたします!
「ゲノム」とは遺伝子情報のすべてのことを指します。
※細胞核と塩基配列のイラストは省略
遺伝子情報というのは、食物でいえば「熟れやすい」や「寒さに強い」といった情報のことです。
この遺伝子情報を操作することで、寒さに強い野菜やアレルギー物質が取り除かれた作物ができます。
人間の場合だと「〇〇アレルギー」や「耳たぶが垂れている」といった情報です。
2003年にヒトのゲノム解析(ヒトゲノム計画)が終了し、遺伝情報を司る遺伝子がどこにあるかが判明して、それらの情報が公開されています。
「2003年って古くない?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
ゲノム編集技術は10年以上前からあったのですが、その技術はDNAを切って編集する技術でした。
しかし、2016年8月にDNAを切らずに書き換える技術「TargetAID」の開発に成功。
今までのゲノム編集技術は、DNAを切った後に修復する過程による突然変異によって、遺伝子が変わることを期待していました。
これはDNAの修復過程で必ずしも遺伝子が変わることではありません。
つまり、不確実性などが問題とされていました。
しかし、TargetAIDが開発されたことにより、遺伝情報を切らずに書き換えることができ、遺伝子の突然変異を期待しなくて済むわけです。
つまり、ゲノム編集技術の確実性が増したのです!
ゲノム編集技術で人間の特定の遺伝子を操作することにより、思い通りの子どもを作ることができるといわれています。(デザイナーベビー)
しかし、“子どもを作る”ことは、人間が神を演じることになるなど、ゲノムには生命倫理にまつわる問題が多々あります。
エントリーNo.3 一人乗りヘリコプター
一人乗りヘリコプターの画像がなかったため、こちらの動画をご紹介します。
長野県の松本市にあるGEN CORPORATIONという会社が開発を行なっていましたが、2016年以降、開発事業は五光物流という会社に委ねられました。
一人乗りヘリコプターを見て、ドラえもんのタケコプターを想像した方も多いのではないでしょうか。
かなり夢のある乗り物ですが、コレは実用化にはほど遠いでしょう。
物理的な問題が第一ですが、航空法や民法にまで触れてきます。
ドローン規制が厳しいことからも察することができるでしょう。
エントリーNo.4 ウルトラファインバブル(UFB)
バブルには3つの種類あります。
- ミリバブル
- マイクロバブル
- ウルトラファインバブル
ミリバブルはビールや、サイダーなどの炭酸水に見られます。
マイクロバブルは美容院のシャワーや温泉に使われています。
ウルトラファインバブルは、気泡の直径が1μm(マイクロメートル)以下のもの。
(0.001mm以下)
気泡の浮上速度が極めて遅く、気泡を液体の中に長く留まらせることができます!
このウルトラファインバブルを「酸素」にすると、通常の水より酸素の含有率の高い「水」ができます。
酸素の含有率が高い水(H2O)を与えることで、生物の成長に大きな影響を与えることができるそうです。
生物以外にも化粧品や薬品、医療などにも応用が期待されています!
ほかにも、炭酸の気泡をウルトラファインバブルに置き換えれば、炭酸の醍醐味であるシュワシュワ感が長い間持続するでしょう!
水産業界では、ウルトラファインバブルを導入している業者や企業が増えているそうです!
エントリーNo.5 IPS細胞
IPS細胞は、2012年にノーベル賞を受賞した山中伸弥教授率いる研究グループによって発見されました。
IPS細胞でどんなことが期待されているかといえば再生医療が一番に挙げられます!
アンチエイジングや組織・臓器修復などです!
また、がんを殺す細胞をIPS細胞で作る研究が進められています!
問題点は、ゲノム編集技術と同様に再生医療の分野が生命倫理の問題に関わってくることです。
エントリーNo.6 宇宙エレベーター
「ちょっと宇宙まで行ってくる」
こんな言葉が日常で使われるかもしれません。
地上と宇宙をつなぐ、夢のある未来の技術です!
宇宙エレベーターは静止軌道ステーションを中心として、上下にケーブル(テザー)を伸ばします。
下のケーブルは地球へ、上のケーブルはさらに高い軌道へ伸ばし、先端に重りをつけます。
重りをつけることで、下に垂らしたケーブル(地球に引っ張られる重力分)との均衡を図り、ケーブルが地球に落下してしまうのを防ぎます。
ちなみに、このケーブルの全長は14万Kmともいわれています。
宇宙エレベーターは、ロケットに比べて低コストであり、大量の人や荷物を運べることや、墜落や爆発の危険がないことがメリットといえるでしょう。
また、ロケットとは異なり、有害物質を出さないため地球環境に優しいです。
宇宙観光ビジネスができれば、宇宙飛行士以外の人も宇宙に行くことができるのが良いですね♪
宇宙エレベーターについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ!
宇宙エレベーター協会の公式ホームページです。
エントリーNo.7 リニア新幹線
東京から大阪まで約1時間!
時速603km!!
日本が世界に誇る最高技術でしょう!
リニア新幹線の仕組みは磁石のN極とS極の引き寄せる力と反発する力を利用して車両を動かします。
少し詳しくいうと、ある種の物質をマイナス269度以下にすると、電気抵抗がゼロになります。
この電気抵抗がゼロになる現象を超電導状態と呼びます。
超電導状態にあるコイルに一度電流を流すと、電気抵抗がゼロのため、電流はコイルの中を半永久的に流れます。
すると巨大な磁界が発生します!
この巨大な磁界がリニア新幹線の推進・浮上・案内の役目を果たすわけです!
もう未来の技術ではありません。
「もっと知りたい!」という方はこちらをどうぞ!
リニア中央新幹線のホームページです。
エントリーNo.8 透視型テレビ
2015年にアメリカで開催された世界最大級の家電展示会「CES」において、日本の有名企業パナソニックが「透過型テレビ」を発表して、大きな話題となりました。
透視型テレビは液晶に映る黒い画面がなくなり、テレビの向こう側が透けて見えるようになります。
おしゃれな空間演出にほしいところです。
まさに未来の技術!
エントリーNo.9 NineBot
スタイリッシュな一人用の乗り物。
その名もNineBot(ナインボット)!
すでに未来の技術ではありませんが、デザインの良さと技術に衝撃を受けたため、ご紹介することにします。
個人的なエピソードですが、私が名古屋市にある栄という観光スポットに出かけたときに、NineBotで遊んでいる40代の男を偶然見かけました。
それはとにかく、カッコいい!
私は目を輝かせて「それはなんですか!?」と思わず話しかけました。
NineBotは操縦者の重心移動によってスピードや方向を自由に調整できるといいます。(最高速度は20km)
その男と色々な話をしていると、男は「NineBotは日本の公道では走行が禁じられているんだ」といいます。
さらに男は「私はすでに2回捕まったよ!」ともいっていました。
男の職業は「海外の航空機操縦士(パイロット)」ということもあり、私はさらに3倍驚かされました。
NineBotを購入しても、私道での走行に限られることが残念です。
NineBotによって、駅前の駐輪トラブルが解消されればと思うのですが……。
電動一輪車 ナインボットONE ninebot one S2 (ナインボットワン エスツー) 近未来型モビリティ】【インスタ映え】 |
エントリーNo.10 自動運転技術
自動運転というのは人間が運転するときに行う認知・判断・操作を機械が代わりに行う技術のことです。
東京オリンピックが開催される2020年までに、自動運転の実用化を目指し、日本やアメリカなどが研究開発を進めています!
車両が一定の間隔を置いて並んで走行する「隊列走行システム」や車両が白線に沿って走行する「車線維持制御システム」のテスト走行は完了しているので、自動運転の時代はすぐそこでしょう。
また、自動運転技術には5段階のレベルがあります。
現状はレベル3です。(※2018年9月現在)
自動運転技術が完成すれば、車に乗って寝て起きて目覚めたら、そこはあなたの目的地です!
自動運転は近未来の技術ですね!
まとめ
ワクワクする未来の技術を10選ご紹介させていただきました!
もちろん、ここでご紹介させていただいた以外にも、ワクワクする技術はあるでしょう。
しかし、未来の技術は私たちをワクワクさせてくれますが、反対に“恐怖”もあることを忘れてはいけません。
環境破壊はその代表例でしょう。
科学が行き着く先がどこなのか、私たちが把握して、科学の運用を慎重に行っていく必要があります。
コメント
EVはやはりエネルギー密度が低いので選択肢の一つかもしれないが主流とはいいがたい。なぜならリチウムイオンバッテリーが抱える耐久性の問題があるからだ、あまり取りざたされていないがこの電池グラファイト層間化合物というものを形成するが、リチウムイオンはプラスにチャージされてグラファイトの層間にはいって充電されるわけだが、このときグラフェンの電子を奪う形で挿入される。電子濃度の低くなったグラフェンの面内強度は低下し、充放電を繰り返すとこれが原因で膨張収縮を繰り返すため疲労破壊で劣化していくらしい。同様なことはダイセルのグラファイト層間化合物の権威久保田邦親博士ものべていることだ。
エキソエレクトロン様 コメントいただき、ありがとうございます(^ ^)
街中でEV車を走行させるには、充電スポットや電費(燃費)などは特に問題にならないですが、おっしゃるとおりで充放電による劣化はどこでも問題ですね。
グラフェンの内面強度が劣化するという専門的なことは知らなかったです、勉強になりました^^;
調べてみると、エネルギー密度はグラファイトよりもシリコンが優れているそう。ただシリコンのばあい、層間への充放電をくり返すと体積変化が起こるらしく、ナノサイズ化して解決するなど検討されていますが、まだ実用化には至っていないようです。
最近では街で電動のバイクやキックボードに乗っている人をよくみかけます。これなんかはバッテリーの寿命よりも交通ルールが問題と思われます笑
電池よりガソリンのほうがエネルギー密度が高いとプロテリアルの有名な安来の工学博士は言っていましたね。
ただ未来からしてみれば、ガソリンを使用する現代は、たぶん野蛮に映るでしょう笑
ダイセルの久保田博士はもとプロテリアル(旧日立金属)でSLD-MAGICという高級特殊鋼を発明された方ですね。EVに限らずですがどうやら自動車の摺動部品に使われてもいるようですね。分野違いですが財務関係のKPI競合モデルっていう理論も提案されていてブレイク中のようです。