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終末糖化産物(AGE)とは?肌トラブルや病気の原因になる?

この記事は約4分で読めます。

終末糖化産物AGEとは?

 

【この記事が対象にしている人!】

「終末糖化産物(AGE)とはなにか知りたい人」

「終末糖化産物(AGE)の危険性を知りたい人」

 

この記事では、終末糖化産物(AGE)について、誰もがわかるように解説していきます!

 

おまけに「終末糖化産物(AGE)の予防方法」を知ることもできます!

 

終末糖化産物(AGE)とは?

終末糖化産物AGE

 

終末糖化産物(AGE)とは、「糖質」と「たんぱく質」が加熱されてできた物質です。

 

手短にいうと「老化を招く物質」です。

 

終末糖化産物ができる過程

 

血液中に「糖質」が増えすぎると、糖質が細胞や筋肉など体内の組織を作っている「たんぱく質」と結びつきます。

そこに「体温の熱」が加わると、終末糖化産物(AGE)ができます。

 

「糖質」+「(体内にある)たんぱく質」+「体温の熱」=「終末糖化産物(AGE)」

 

調理の場面でいうと「焼き色」があります。

ホットケーキやハンバーグを加熱すると、こんがりとした焼き色がつきます。(メイラード反応

 

この「焼き色」の部分にも終末糖化産物(AGE)は含まれています。

 

参考文献:知っておきたい栄養学(出版:学研パブリッシング)

 

ちなみに、「糖化」とは糖の分子がたんぱく質やDNA、脂肪と結びつくこと。

「AGE」または「AGEs」は、Advanced Glycation End Productsの略語です。

読み方は「エージーイー」または「エージーイーズ」です!

 

終末糖化産物(AGE)は肌トラブルや病気の原因になる?

肌トラブル

 

終末糖化産物(AGE)は「肌トラブル」や「病気」の原因になることがわかっています。

 

終末糖化産物(AGE)は体内のさまざまな組織にくっつき、組織を劣化させます。

体内の組織の劣化は「肌トラブル」やさまざまな「病気」を招く恐れがあります。

 

さらに、終末糖化産物(AGE)は脳や骨、動脈の老化を引き起こすともいわれています。

 

【終末糖化産物により引き起こされる恐れのある症状】

  • 肌トラブル(しみ、シワ、たるみ)
  • アルツハイマー
  • 骨粗しょう症
  • 慢性関節リウマチ
  • ガン
  • 動脈硬化症

 

終末糖化産物(AGE)の予防方法とは?

終末糖化産物AGEを予防する方法

 

終末糖化産物(AGE)の予防方法は以下の2つです。

  1. 食品を加熱しすぎないこと
  2. 糖質をとり過ぎないこと

 

食品を加熱しすぎると、こんがりとした焼き色がつく「メイラード反応」が起こります。

そのため、調理時は食品を下ゆでしておくなど、食品に火を通しやすくしておきましょう。

 

また、糖質をとり過ぎることで終末糖化産物(AGE)は体内で作られてしまいます。

 

1日の糖質の摂取量は50g〜75gです。

 

高血糖の人はこれ以下の数値にする必要があります。

1日50g~75gを上回らない糖質の量を心がけましょう。

 

また、果物に含まれる「果糖」また「ブラウンシュガー」は終末糖化産物(AGE)の宝庫ともいわれています。

これらはあまりとり過ぎないようにしておきましょう!

 

まとめ

 

  • 終末糖化産物(AGE)とは老化を招く物質ということ。
  • 終末糖化産物(AGE)は糖質とたんぱく質が加熱されたときに発生する物質であること。

 

食品に焦げ目(メイラード反応)により終末糖化産物(AGE)は発生します。

そのため、調理時には食品を下ゆでしておき、加熱し過ぎないことが大切です!

 

また、糖質をとり過ぎることで終末糖化産物(AGE)が体内で作られてしまいます。

1日の糖質の摂取量は50g〜75gをなるべく守りましょう!

 

最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました☆

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