アイデア科学の進歩とプラネタリーバウンダリーについて 先月、七月にアマゾン創業者のジェフベゾス氏は自身のベンチャー企業によるロケットに乗って宇宙旅行したようである。これは地球を眺める特権を宇宙飛行士のみならず一般人に与えてくれる誠に魅力的なニュースであった。 およそ百年前の二十世... 2021.08.04アイデア社会
アイデアどうでもいい話の効用|実はどうでもよくないどうでもいい話 「そんなことがあったのか!」と、ついつい話の最中に織り込まれる話者のどうでもいい話に興味を示します。肝心な話よりもどうでもいい話を覚えていることもあります。肝心の話に織り込まれるどうでもいい話というのは、まじめな人であるほど... 2021.03.09アイデア
アイデア「とは何か」とは何か? 「とは何か?」と物事を問うときには、私たちは問うている物事についてのぼやけたイメージをすでにもっている。そうでなければ問うことはなく、あるいは無を問うことはできないはずである。 これまでに存在していなかった物事が、この世に明る... 2021.03.06アイデア日本語言語
アイデア本を読む、感想を書かない、YouTubeを視聴するのと一緒 本を読むことを良いことと思うなら、その内容を読むことよりも字を追うことに喜びを覚えるかもしれません。 本を読むときに意識することは「娯楽」ではなく「学習」であり、政治・経済などの社会の諸課題を、あるいは自己を冷静に見つめること... 2021.03.06アイデア
日本語「そのため」と「そのために」とのちがい 文章を一語ごとに点検してみると、様々なる類義語の微妙な差異を見つけることができる。本稿のタイトルのごとく「そのため」と「そのために」というのも微妙な差異の一つである。このほかにも「そのとき」と「そのときに」と、「そのさい」と「そのさ... 2021.03.02日本語言語
日本語「すると」と「すれば」とのちがいについて 【一】本を読むと、思考を変えることができる。 【ニ】しかし本を読まなければ、思考を変えられず、成長できないだろう。 【一】の文には「すると」の表現が、【ニ】の文には「すれば」の表現がある。「すると... 2021.03.01日本語言語
アイデア洗練とは何か?洗練の本質について 洗練という語を辞書で引くと、その意味の第一には「詩歌・文章の表現を推敲して、よりよいものにすること」とあり、第ニには「人柄や趣味などを、あかぬけのした優雅・高尚なものにすること」とあります。洗練された作品、洗練された服装、洗練された... 2021.02.24アイデア日本語言語
日本語「もし、なら」などの仮定法の多様な構文について 自分の文体について考えたことのない作家はいないだろう。書くことを職業にするなら、商品でもある文体を点検しない人はいないだろう。文体というのは単に「です、ます」や「だ、である」などの語調を意味するものではなく、どういう語彙・語順・語数... 2021.02.23日本語言語
日本語「〜するのは」と「〜することは」とのちがいについて 「彼が文学を読むのは」と「彼が文学を読むことは」という二つの文を比べてみたい。二つの文のちがいは〈読む〉という動詞の後に助動詞の〈の〉を置いているのか、それとも〈こと〉を置いて読むという動詞を名詞化しているか、というものである。その... 2021.02.23日本語言語
日本語「に」と「へ」との違いについて|方向を表す助詞の選び方 方向を表す助詞の「に」と「へ」との違いは何か?たとえば「学校に行こう」と「学校へ行こう」という場合には、どちらの助詞を選ぶのが正しいのだろうか。どのような文脈を背景としているのかによって「に」や「へ」など助詞の選び方はきめられるもの... 2021.02.22日本語言語