文学の旅に行きませんか

新しいことへ挑戦を

詳しく知る

2021-11

日本文学

小林秀雄|『モオツァルト・無常という事』の読書感想

小林秀雄のように音楽を語ることは、なかなかにできることではあるまい。美は人を沈黙させる力があると言われる。けれども、もし人がその人格の美をもって作品と対するならば、美の幻惑の魔術はもはや魔術ではなく、大自然の一切は同一となり、かくて...
アイデア

菱川師宣『見返り美人図』について雑感

芸術家は己の理想像を現出させるのであろうが、『見返り美人図』の女性が菱川師宣ひしかわもろのぶ(1618?-1694)の理想となると、その趣味を疑わずにはいられないだろう。およそ400年前の女性とはいっても、優しさを感じさせぬ、けわし...
タイトルとURLをコピーしました