本岡本かの子|『鶴は病みき』の要約と解説 1936(昭和11)年に文芸雑誌『文学界』に掲載された『鶴は病みき』は岡本かの子(1889-1939)の回想録的小説である。岡本が文壇に登場する契機となった処女作品でもある。 主人公葉子がつづる「鎌倉日記」をもとに、そ... 2020.06.09本